part.3【タイ旅行1日目 2022.11/8 (火)】〜タイ・チェンマイ、ロイクラトン・コムローイ祭り1日目〜
やっと始まったチェンマイ観光、そしてお祭りだ〜!
さてさて、コムローイ祭り・ロイクラトン祭りの情報をGETしホテルを出たチャスとジェー。時刻は16:00。やや蒸し暑かったが良い天気だ。歩き出してすぐ、ツアー会社が貼り出している情報を見て回る。お祭りは二日間あり、私たちの計画としては、1日目はチェンマイ市内でお祭りや屋台を堪能し、2日目はツアーに参加しどこかの会場でランタンを上げよう(さすがに高額ツアーは我々の候補にはない)、というものである。いくつかの中から一番良さげなツアーに決め、店内で担当してくれた方とお祭りについて喋りながら手続き・支払いをする。一人ランタン2つ・クラトン1つ・お弁当・水・送迎付きで1590バーツ(約6400円)。いいね〜。
別日の他のツアーのことはまた後で考えることにして、さあさあ本格的に街に繰り出す。すぐに華やかな装飾のお寺が目に入る。タイの街、いいなあ…と思っていると、路上に敷かれたビニールシートに人々が座って灯籠(クラトン)を手作りしている場所を発見。50バーツ…200円、やっす。ということでクラトン作りに参加。基本的な工程の説明を受け、土台となるバナナの茎に、バナナの葉やランの花などを針金で刺し止めて自分オリジナルの灯籠を小一時間ほどで作成。(川に流すのに針金とか使うのか~と作りながら引け目を感じていたが、後で調べたところ、収集スタッフの方々が流したすべてのクラトンを回収してくださっているそうだ。よかった。)
手作りのクラトンを持って、チェンマイ旧市街の東門・ターペー門へ向かうと、お祭り(パレード)を心待ちにしているたくさんの人々が。そして私たちが屋台で買い食いしつつ観覧場所を求め歩いていると、パレードのダンサーや楽器隊・フラッグダンスの子どもたち、山車(フロート)がターペー通りに並び出した。そしてアナウンスがかかり、パレードが始まる。賑やかな演奏とともに、可愛い衣装を着た方々が踊り、山車を引き連れてターペー通りを東に進む。ピン川にかかるナワラット橋の手前を北方面に曲がり、その先にあるチェンマイ市役所がこのパレードのゴールだ。
横道に逸れたりしつつも、少し早足でパレードを追いかけ、先頭の方もばっちり見て満足した私たちは、北に向かうパレードとは別れ、ナワラット橋を渡る東方向へ進む。ナワラット橋ではランタンを上げている人がぽつぽつといて、手持ち打ち上げ花火が頻繁に打ち上がっていた。(ランタンは上げていい場所が決まっていて、街の中にはコムローイ禁止の警告板が立っていた。勿論クラトンも流していい場所・川が決まっているが、観光客にとっては禁止されている場所を探し出す方が難しい気がする。)
今日はコムローイ祭りを見学するだけの私たちだったが、天に上がっていくランタンを眺めているだけで楽しかった。時々上げるのに失敗して川へ不時着してしまうものもあり、歓声以外にも色々な声が上がっていた。道路沿いにも川沿いにも屋台がたくさん出ており、ピン川には多くの灯籠が流れていた。ロイクラトンは、川辺から自分の手で灯籠を流したり、灯籠が川岸に引っかからないように棒などを使って川の中央方向にできる限り寄せて流してくれる方に手渡す方法などがある。私たちは穴場であろう趣のある足場を見つけ、自分たちの手で灯籠に火をつけ、ピン川に流した。
来た道を戻り、ナワラット橋を西に渡ったところに屋台が集まっている広場を発見。そこで食べ物や飲み物を購入…安い。そしてうまい…!他の屋台も見ながら陽気な街の中を歩いてホテルへ戻っている道中で、チャスがウエストポーチを現地調達した後、路上マッサージをしているエリアに出くわす。24時間起きっぱ+飛行機により浮腫み半端ない+そして歩き倒した私たちの旅1日目総歩行距離約20km = マッサージを懇願する我らの足…。というわけで足マッサージをしてもらった。日本ではマッサージなんて受けたことがない&やりたいと思ったこともないジェーだが、タイのように路上でフラッと気楽に受けられるマッサージはいいなあと思った。足は疲労が溜まっていたのでなかなかの痛さだったが、やってもらったあとの足の軽さに驚いた。これは逆にあかんぞ…無限に歩けちまう…と、恐怖したくらいだ。軽い足取りでぐんぐん歩き、ホテルへ到着。明日のことを話しながら寝支度をし、即寝落ち就寝。そういえばこの夜は満月に加えて月食も起こっていて、いい思い出になった。
……いや1日目長すぎるわ。初日24時間活動するってどんな過酷旅?
写真もなにも見ず感覚のみでタイ旅行を振り返った時の私たち「ウエストポーチ現地調達したのってタイにめっちゃ慣れた頃だったよね」「そうだね…3日目くらいだっけ?」うん、初日だったね(^ ^) 次回、チェンマイ2日目!