johnnie’s blog

旅のまとめ

par.6【タイ旅行4日目 2022.11/11 (金)】〜タイ・チェンマイ、金曜朝市ほか市場巡り〜

今日も今日とて予想外!

8:30起床。準備をして、ホテルをチェックアウトした後、荷物をエントランスに置かせておいてもらう。さて元気に今日も出発。

ソンテウから景色を楽しむ。

金曜日ということで、ソンテウに乗り、ターペー門を更に東へ抜けたところで行われている金曜朝市へ。ローカルマーケットに行って食べたり飲んだりするだけでなんて楽しいんだろうタイよ。麺料理を食べたり、ココナッツまん(肉まん風の食べ物)を食べたり、ハチミツを購入したり、チャスはサンダルを買っていた。現地調達最高。

道中の屋台で購入。濃くて美味い。

金曜朝市にて。

ココナッツパンケーキなど焼き菓子も色々な種類がある。金曜朝市にて。

金曜朝市の広場から北に向かって歩き、出くわしたお寺を見て回りながら、薬局などに寄りつつ、地下1階地上3階の大きな建物にお店が並んでいるワローロット市場へ

市場1階にあるカフェで買った飲み物を飲みつつ、すぐ横の階段を降り、建物の地下に行ってみるとローカルなご飯屋さんを発見。やったぜ。カレーが何種類かあるスープご飯屋さんという感じだったので、どの味にしようか悩んでいると、味見をどうぞとおばちゃまがスプーンを用意してくれた。ジェーがグリーンカレー、チャスがパネーンカレー(ココナッツミルクを使った比較的辛くないカレー)を味見する。美味しいなあと思っていると他の味も試してみなよという雰囲気。「あ、じゃあこれも味見します」というジェスチャーをすると、味見をしたそのスプーンを大鍋につっこんで味見をくれた……( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )おおう……いや、もうね、タイの衛生のゆるさはね、すでに体験してるからね、知ってるの、知ってたけどね、さすがにね、完璧なダメ度でさっ、薄っすらにやにやしてしまうジェーとチャス。別の味を試して、どの味も美味いんよな、となるが、結局ジェーはグリーンカレー、チャスはパネーンカレーを頼む。テーブルにはトッピングとして自由に使っていいものと、食べた分追加料金がかかるよというものが置かれていた。無料トッピングをちょっとずつ試す感じで使っていただく(ちょっとでめっちゃ辛かったりするのでビビる)。辛いけど香草系が効いたグリーンカレーがやっぱり好きだなと思うジェー。

薬局の通路…狭い(笑)

ワローロット市場。

ワローロット市場一階の中央にあるカフェ。1杯30バーツ(120円)なので気軽に飲み物を購入できて楽しい。日本だったら4倍の価格はしそう。

美味しかった。「グリーンカレー好きだわ〜」byジェー

カレーを堪能したあとも周りのお店をたくさん見て、モン族市場でチャスが可愛いストラップを買ったり。フラワーマーケットを抜けて、ホンダのバイクカフェでまったりする。毎日毎日結構歩いているので休憩はなんぼあったっていい。

モン族市場。可愛い…。

街を歩いていると急に現れるド派手。

ホンダのバイクカフェにて。

さて、この後はどこに行こうかと、カフェにいる間にブログ情報を探った結果、かなりローカルな市場として紹介されているワットトンカイマーケットに行くことに。いやもうすでにめちゃめちゃローカルな場所を練り歩いているわけですが、ローカルが最高すぎて求めちゃうよね。

ワットトンカイマーケットはチェンマイ旧市街から11km程南西の場所にある。今、私たちはチェンマイ旧市街より東にいる。ふむ、行き方を一応調べたが…まあ、なんとかなるやろと行動し出す二人。固定ルートで走るバス的役割の黄色ソンテウに乗って行くことになり、南門の乗り場へ赤色ソンテウで移動した。「ワットトンカイマーケットに行きたいのですが、このソンテウはその方面に行きますか?」と尋ねるが、運転手さんが英語ができなくて意思疎通がやや難しい感じにこちらもタイ語が全くできなくて本当に申し訳ない。しかしここで救いの女神、英語ができるタイの少女が現れる。というか乗客として乗っていらっしゃって、「これに乗っていけばいいですよ。私も同じ方面に行きますから一緒に行きましょう」と助けてくれた。ありがたや。そして地図アプリで方向があっていることを確かめながら108号線をしばらく南下していくと、「ここが降りるところです」と女神。あ、はーい。降りるけどここで降りるんかと建物少なめの開けた道路風景にちょっと不安になる。女神は「この道を行けば良いよ」と私たちに最後の助言を告げた後、道の脇でスタンバイしていたお母様のバイクの後ろに乗り込み、去っていく。かっけえ。

そして永遠に続くかのようなまっすぐの道を歩き始めるチャスとジェー。途中でソンテウが来たら乗ろう、と後ろをチラチラ見ながら歩く。……歩く……歩く…………一生来ない赤色ソンテウ、一生歩き倒す私たち。

結局まっすぐ2.6kmを歩く。

マックス徒歩マッドマックス・魔のワットトンカイマーケットロード。マッドマッスグ。

先が見えない…恐ろしい真っ直ぐロード。

徒歩で行ったったわ。なかなかの距離よ。そんな予定じゃなかった。でもまあいいんだ、無事着いた。着いたよ、MAXローカルマーケット。ワットトンカイというお寺の敷地で行われている市場で、音楽機材を積んだトラックからめっちゃジェー好みの音楽が流れていてめっちゃウキウキした。ここでも色々買って食べて歩いて買って歩いて食べて満喫しまくった。

ワットトンカイマーケットにて。

マーケットによって売っているものが異なるので、また今度見つけたら食べようと思ってスルーすると意外と一生出会えなかったりする。なので気になったら買ってみるべし。

満喫しまくった結果

うん、 帰れなくなった。(笑)

ソンテウちょっと待ったら捕まるかなって思って道路っぱたでずっと待っていたけど一時間くらい待ってもははは

最悪またマックスロードをマックス徒歩という選択もいや、300バーツ(1200円)払えば旧市街に送って行ってあげるよという赤ソンテウはワットトンカイの駐車場にいたのですが、この国での300バーツは高すぎるそのお金で色んなもん食べれるという気持ちが強すぎて安く乗れるソンテウを探してしまった。しかし来ない。最終手段の"ヒッチハイク"が頭の中にチラつき始める私たち。と、ここでまさかの展開(?)、ずっと私たちの待ちぼうけを見ていた警備員or警官のおじ様が「どこに行きたいんだ?」と声をかけてくれる。「チェンマイシティです」と答えるとおじ様が道路に出て行き、車を止め出す。…ん???

三車線の車を全て止め、運転手にどの方向に行くか&あの子達を乗せてってあげてくれないか?と尋ね回るおじ様。権力行使しすぎてその絵面の強さにちょっと笑ってしまったが、とても申し訳なく、気まずさも半端なかった(笑)。間接的なヒッチハイクが発動し、そして乗せて行ってくれるお兄さんが現れる…ありがとうございます…

「本当にありがとうございます」と何度も伝えながら大型のバンに乗り込ませてもらう。助手席にはお兄さんのおばあ様が座っていらっしゃった。スマホの翻訳アプリを使ってしっかり会話をしてくれるお兄さん優しい。翻訳アプリを挟んで会話をしていくうちに、事情がわかる。おばあ様はこっちに遊びに来ていて、今日この後夜行バスで帰るので、バスステーションに送って行っているところだそうだ。なのでまずバスステーションに向かう。孫とおばあちゃん(多分そういう関係)の楽しい時間に割り入って本当に申し訳なかった。大型バスが待つバスステーションに着いてからも、お兄さんが「私たちはバスのチケットを買ってくるのでここで待っていてほしいのですが、時間は大丈夫ですか?」と丁寧に聞いてくれた。「全く急いでないので大丈夫です。お気遣い本当にありがとうございます」と私たちも平身低頭。バスはすでに乗客がしっかり乗っていたので割と出発時間ギリギリだったのでは急いでいるところにこんな訳わからん私たちを乗せてくれて

無事おばあ様がバスに乗り、お見送りをした。そしてお兄さんが改めて私たちを送ってくれる。後から分かったがお兄さんはベトナムの方だった。なので、タイの道はそこまで詳しくないだろうに地図アプリを駆使してホテルに送り届けてくれた。感謝しまくった。チャスが、この時持っていたはちみつ瓶を感謝の気持ちとしてお渡ししようとしたが「私はベジタリアンヴィーガン)だから」と笑顔で断られた。その後、無粋だがお金を受け取ってほしいと差し出しつつ伝えたが、「私の信じる宗教では、たとえ困難なことでも、人に無償で優しくすることを説いているので私はなにも受け取りません」と、どんなものでも受け取ることはしないという意思を笑顔で伝えられた。

感謝の言葉を本気で伝えまくり、さよならをした私たち。ホテルに帰り、荷物を取り、次のホテル(チェンマイ オーキッドホテル)へソンテウで移動する。着くと、駐車場と広いロータリーがあるなかなか大きめのホテルだった。オーキッドホテルの受付でチェックインをし(す んなり手続きがいかずちょっとだけ時間がかかった)、部屋のベットに飛び込む。マックス徒歩の疲れがくる。あったかい紅茶を淹れながら、ワットトンカイマーケットでいくつか買った、笹に包まれた不思議な味の餅(?)を食べる。美味しいものはもちろん嬉しいけど、独特な味を体験すると異国を感じられてめっちゃ楽しいなと思うジェーでした。

笹に包まれている食べ物が多く売っているが、特に中身がなんなのか尋ねずとりあえず買って食べてみようのトライ精神で楽しむ。右:タピオカかなと思ったら黒豆でめっちゃ甘い。

今日は歩かず楽して移動していこうねって話していたのに結局めちゃくちゃ歩いてしまった4日目、修行っぽくなってきた。次回は愛らしいゾウさんたちが登場!