johnnie’s blog

旅のまとめ

part.2【タイ旅行1日目 2022.11/8 (火)】〜タイ・チェンマイ〜

お待たせしました…

ようやくタイ(チェンマイ国際空港)に到着前置き長すぎ

さて、チェンマイ市内のホテルにどのように移動しようか。タクシーは贅沢だと思っているため基本的に選択肢にはなく、市内に向かうシャトルバス(140バーツ。1バーツはこの当時約4円なので40バーツは約160円)にしようか、とタクシー運転手たちが取り仕切る乗り場案内で聞いてみると、「乗客が10人になったら出発する」とのこと。ふうむまあ待つか…………( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )………

一向に集まる気配なし。

永遠に二人やんけ。やめだ、日が暮れちまう。15分で痺れを切らした私たちは「やっぱやめるわ」とおっちゃんたちに伝え、とりあえず空港の外すぐのロータリーへ向かう。すると丁度お客さんを降ろしているソンテウを発見。

乗り物メモソンテウは乗り合い小型トラックのことで、料金的にも乗降の点を見ても(特にチェンマイ観光では)最も便利な移動手段である。しかし情勢の変化によりソンテウの運賃が上がっていたようなので、タクシー料金との差が縮まっていたことを考えると街中ではタクシーをもっと気軽に利用してもよかったなと後から思った。トゥクトゥクは観光客向けの乗り物なので料金お高め。ソンテウ・タクシー・トゥクトゥクでのチップは特に必要なし。)

ソンテウ、後方の景色。開放感がある乗り物ってやっぱりいいよねと思うジェーであった。

チャスがすかさずそのソンテウの運転手さんに声をかける。「チェンマイ旧市街のこのホテルまでなのですが、いくらで行けますか?」「そこだったら…2人で85バーツだね。」 はい、決定。ナイスタイミン グ、ナイスプライスサザエさんのエンディングばりに勢いよく乗り込むと、おや、助手席にゲームをしている男の子がいる。後々このような光景を頻繁に目にして分かったが、タイでは職場に子どもを連れて行くことがよくあるのだ。日本では遭遇しない状況だったのでジェーは驚いたが、日本での当たり前は他国の当たり前ではないのだ、とこの時少し身を引き締めた。(かっこつけた言い方をしているが、ジェーは世間知らずの無知無知人間ってわけ。)

ホテルまでの無問題(気楽)な移動をし始め、軽い飛行機恐怖症兼心配性のジェーはここでやっと一息つけた。いや、ここまで色んなやり取りや情報収集をしてくれたチャスはもっと胸を撫で下ろしたことであろう。頼りきりですみませんが、この旅でもどの旅でもジェーはめちゃくちゃチャスに頼りまくっています。本当に感謝しかない。愛しかない(この書き方だとチャスからジェーへの愛じゃねえか…)。

途中で女の子2人が乗車したが勿論なにも問題はなく、スムーズにホテル(99 The Gallery Hotel)の目の前に到着。運転手さんに100バーツを渡すとお釣りがないようで、小銭を探しまくっていたがとうとう見つからず、私たちもチップとしてお釣りを拒めば良いのに辛抱強く待ってしまい、結局運転手さんが近くのお店(?)で両替をして15バーツを渡してくれた。他のゆるい国では「お釣りは諦めてくれ」と言われ持ち去っていかれたことがある気がするが、なんてしっかりしている国なんだ、タイ。日本っぽい律儀さを感じる。

チェンマイ旧市街ではいたるところで華やかさを感じる。

ホテルに入り、感じの良い丁寧な受付の方とやり取りをしチェックインを済ませ、部屋へ。内装や家具、空調等の設備も全てとても良い感じだ。ランドリールームの他にも、ホテルの中庭には宿泊客が使える小さいプールが付いていて、フィットネスルームもあった。ホテルでゆっくり過ごすタイプの人はこういうサービスを利用するのかなと思うが、私たちは「宿は寝に帰る場所」タイプなので一切使わないのが暗黙の了解。お互い少し体を休めつつも、さあさあ街に繰り出すぞ、と荷物を観光用に拵(しつら)える。20分後には部屋を出発し、チャスから「受付の人に冷蔵庫内のペットボトルの水は無料なのか、あと市内のマップをもらえるか聞い てもろて」と再び課題をいただくジェー。またもやタジタジイングリッシュを披露し、受付の方を困らせながらも聞き出すことにギリ成功。そして市内の観光地図をいただき、お祭りの情報を教えていただいた。

そう、今日はお祭りなのであるお祭りの話が出てくるまで長かったな、と思った方すみません。ここから実際にお祭りに参加する話まで三千里あります…。

灯籠を川に流すイクラトン祭りと、『塔の上のラプンツェル』で有名になったランタン(天燈)を上げるコムローイ祭りは同日に開催され、11月の川の水位がもっとも上がる日、つまり満月の日に(二日間)行われる。なので11月の何日に開催されるかは毎年要確認である。

イクラトン祭りは灯籠(=クラトン)を川に流す(=ロイ)という古くから続く風習がお祭りとなったもので、バナナの茎や葉などで作った灯籠を川に流し、川の女神プラ・メー・コンカーへ感謝し、祈りを捧げるものだ。チェンマイではイーペン祭り(タイ北部の言葉でイー=2、ペン=月、「陰暦の2月の満月」の意)と呼ばれている。

光(=コム)が浮く(=ローイ)という意味のコムローイ祭りは、元々ロイクラトンとは別の時期に行われていた全く別の行事である。チェンマイのサンサーイという地域の、ランタンを空に上げ天のブッダに感謝の気持ちを捧げるサンサーイ祭りが起源だそうだ。

そのサンサーイ祭りの宗教色を強く残したものがイーペン・サンサーイ祭り(ランナー黄衣奉納儀式とコムローイの式典)であり、チェンマイ郊外メージョー大学で行われているようだ(情報が不正確だったらすみません)。この会場での外国人向け有料ツアー名は「イーペン・ランナー・インターナショナル」といい、値段は5800バーツ……約23,200円…

余裕で2万円越え。たけーーー。しかしランタンを大人数で一斉に上げるので、めちゃ映え写真が撮れる模様。

ネットで見てみるとロイクラトン祭り、イーペン祭り、イーペン・サンサーイ祭り、コムローイ祭りの説明がごっちゃになって書かれていることがありややこしや~。私のこの記事もタイの方々からしたら間違いだらけだろうし、詳しく正しい説明があまりないのでネットでの正確な情報収集は難しい。さすがにロイクラトン祭りというタイトルでランタンを上げている写真が表示されている記事を見ると「ちょ待てよそれはコムローイ祭りでは?」と頭が混乱したが、まあしかし実際呼び方が色々あり、同じ期間に同じエリアでランタンを上げ、灯籠を川に流し、天のブッタと川の女神に感謝を捧げる今や二つでワンセットのお祭りになっているので仕方がないような気もする。

チェンマイ旧市街を歩く。しっかり暑いが、日陰は涼しく快適。

公衆電話の色味が可愛い。落書きのせいで治安は良くなさそうだが…。

 

今回ここで終わりかよ…。

次回やっとお祭り参加話です。チェンマイに着いてまだなにもしていないのにこの文章量…ごめんなさいごめんなさい…。