johnnie’s blog

旅のまとめ

part.7【タイ旅行5日目 2022.11/12 (土)】〜タイ・チェンマイ、エレファントホーム〜

ツーと言えばカー、タイと言えばゾウ!

さあさあ、タイ旅行5日目、今日のメイン予定はゾウさんに会うことだ。(ツアー参加ではなく)自力でゾウと触れ合える場所に行くことに。しかしその前に。昨夜、ちょっとお隣がうるさくて。そもそも壁に隣の部屋への通り抜けのドアが付いている部屋で、そこからの音漏れが大きくてしっかり眠れなかった。というわけで部屋を変えられるか内線でフロントに尋ねてくれるチャス。「確認して10分後にお電話します」と受付の方がおっしゃったので支度をしながら待つことにしかし15分経っても電話が来ない。こちらの予定が押すのは困る……よし、もう荷物を詰め込み全てを持ってフロントへ。

フロントの受付カウンターの向こうには3~5人程いて(受付係は3人と思われる)、どの人が電話対応してくれたのかわからないため、とりあえず空いてる方に「無理なら大丈夫なんですけど、もし部屋を変えられるなら変えたいです」とさっき電話した旨も含め伝える。すると受付内で相談が始まる。「マネージャー」と呼ばれた男性がパソコンで確認し始める。時間かかりそうだな、と思いながら少し待っているとマネージャーの隣に立っていた女の人が「Are you Japanese?」と聞いてきた。「(あ〜ここのホテル終ってんなあ…)」。その失礼な質問に「Yes 」と真顔で応え、「あの、荷物をここに預けて私たちはもう外出します。私たちがここに帰ってきた時に結果を教えてください」と伝え、荷物を預けてすたこら出発。

今日も天気が良いな〜。

さっきの対応の間に「ゾウに乗りたいのですがどこかありますか?メーサーエレファントキャンプは閉まっているって情報が出ているんですが」と尋ねると受付の方がパソコンで調べてくれた。「OPENしているみたいですよ」 。その言葉を半信半疑で受け取り、ホテルを出発し北東へ進みながら散策。コーヒー屋さんで買ったコーヒーを飲みながらソンテウをチャーターしに行く。

チェンマイ旧市街北門、チャーン・プアク門からまっすぐ北に1km程のところにあるChang Phueak Bus Stationに行き、そこでチャーターした赤色ソンテウ25km離れたメーサーエレファントキャンプへ。このチャーターしたソンテウの運転手のおっちゃんが英語が全くできなくて意思疎通がむずかったししかもナビも使えないのでこちらがナビしないといけないという、運転手としてはちょっと…運転私たちに代わってもらっていいですか?と思った。自分たちも道をスマホで確認しながらしばらく乗車していると、無事目的地に着いたようだ。「ここだよ」と言われ車を降りると、そこにはツアー看板があり、メーサー滝・首長族の里・筏川下りツアーでいくら〜、という『メーサーエリアツアーの受付』という感じの場所だった。ははーん、そういうね。他のアクティビティはあんまり興味ないんだよな〜と思いながら話を聞いてみると、「メーサーエレファントキャンプは今やっていない」と言われた。

 

 

 

 

 

はい?(^-^)(^-^)

完全にゾウさん目当てで来ているので、それはちょっと話が違うんで、首長族にはすみませんが興味がないので、てかやっぱりあのホテル信用ならねえという気持ちが一気に押し寄せる。

さてさて、別プランにしましょう。(切り替え早い。)ツアーの誘いを断り、別の場所に行くと伝えると、ソンテウの運転手のおっちゃんが「やれやれ」という雰囲気を醸し出す。貴様がその気ならこっちも出させていただきますよ?ʅ◞‿◟)ʃヤレヤレ

移動中、ソンテウからの景色。

メーサーでのツアーの入り口。(入る気がなかったので遠くから)

では、まずはこの近くにあるElephant POOPOOPAPER Parkに行こう。ゾウの糞で紙を作る体験ができるところだ。おもろいやんけ。

Elephant POOPOOPAPER Parkに到着し、受付のお姉さんにPOOPOOPAPER作りをしたいですと話しつつ、「いまメーサーに行ってきたのですが、エレファントキャンプがやっていなくて、どこかゾウに乗れる場所はありますか?」とチャスが尋ねる。「乗れないけど、餌をあげたり触れ合えるところならあるよ。すぐそこのMae Rim Elephant Homeって場所なんだけど…OPENしているか電話で確認してあげるよ」と即電話をしてくれた。この受付のお姉さんが英語がめちゃくちゃ流暢でチャスと意思疎通が完璧にできたので助かった…再びの女神そしてこの後の時間帯だったら、餌やりは12:00-13:00500バーツ(約2000円)、餌やり含めゾウとお散歩して体を洗ってあげるプログラムもあってそれは13:00-15:001500バーツ(約6000円)だと教えてくれた。今は11時過ぎ、そしてMae Rim Elephant Homeまでは車で5分。時間があるので先に紙作り体験をやっちゃうか~、と1100バーツ(約400円)を支払い、さて参加……と思ったが、こちらもコースとして開始時間が決まっておりもう始まって10分程経ってしまっていた。途中からの参加だともったいないね、となり、プランを変更し、やはり先にMae Rim Elephant Homeに行き、後で紙作り体験をやることにした。受付のお姉さんにそのことを伝えると快く承諾してくれた。

ソンテウのおっちゃんに道を指示しながらゾウさんたちいるMae Rim Elephant Homeへ到着。プープーペーパーのお姉さんが聞き出してくれた通りのコースや値段(餌やり500バーツ、がっつり触れ合いコース1500バーツ)で、ゾウに乗れないなら餌やりだけで良いか、と500バーツを払う。そして園内へ入り、少し奥に進むと谷へ降りられる道があり、その坂道の先には川が流れている。そこで前のコースの参加者がゾウたちを洗っているところだった。その光景を見ていると、チャスが「めっちゃ楽しそうじゃない?こっちのプログラムにした方がよくない?」と言ってくれたので、ジェーも「だね。なんで餌やりだけで満足しようとしてたんだか」と改心し受付に戻る。そして追加料金を払い園内へ再び入場。 

この光景を見たら、餌やりだけのコースで済ますなんて無理だった。

このゾウとの触れ合いコースがとっっっても良かった。まず用意された服に着替え(濡れたり汚れたりするので)、ゾウの生態の説明を面白おかしくしてくれ、そしてゾウたちの足を洗ってあげる。ゾウとめっちゃ近いし水をかけられる(笑)。その後おやつタイムで餌やりをして、記念撮影をしつつ森の中を一緒に歩き、移動。ぐるりと歩いて先ほど見た川に辿り着き、体全体も洗ってあげる。もちろん水をかけられまくる。楽しいしゾウたちはめっちゃ可愛い。川から上がったら人間たちもシャワー室で体を洗い、着替え、そして食堂でパッタイを食べる、という流れだ。私たちは早めに入園したので先にご飯をいただいていた。そのためもうシャワーを浴びて着替えて解散してよかったが、改めて目の前にいるゾウさんたちの写真を撮りまくり、なでなでしちゃった。

迫力があってジェーは最初の方ビビってました。

ニワトリもおる。

嬉しいご飯付き。このココナッツを飲まずに中身ありでゾウさんにあげると食べてくれるが、中身を飲み終った状態だと要らなーいと拒否のリアクション。

みんなで順番にゾウの足を洗える。エレファントウォータースプラッシュを浴びよう。

餌やりタイム。ゾウの舌にも触っていいよとレクチャーを受ける。

ビビリのジェー、慎重になでなで。

ゾウとともに森の中をお散歩。記念撮影タイムもしっかりある。

川でゾウの体を洗ってあげた後、スタッフさんたちはゾウに乗り別ルートで戻る。洗ってあげる時はがっつり濡れるのでスマホは置いていく。そのため自分たちの洗浄タイム写真はなし。

終ったあと、改めて記念撮影をしてもらった。ぎゅーってしてくれて可愛いかった。

さて存分に触れ合ったので、シャワーを浴び、着替え、スタッフさんに挨拶をしてゾウさんたちとバイバイした。とても楽しいプログラムだったのでこちらに参加して本当に良かった。ゾウたちは乗り物じゃなく、友達。


可愛いゾウさんたちに癒されまくった私たち、次回はゾウの糞から…紙を…?プープーペーパー作りを体験!

par.6【タイ旅行4日目 2022.11/11 (金)】〜タイ・チェンマイ、金曜朝市ほか市場巡り〜

今日も今日とて予想外!

8:30起床。準備をして、ホテルをチェックアウトした後、荷物をエントランスに置かせておいてもらう。さて元気に今日も出発。

ソンテウから景色を楽しむ。

金曜日ということで、ソンテウに乗り、ターペー門を更に東へ抜けたところで行われている金曜朝市へ。ローカルマーケットに行って食べたり飲んだりするだけでなんて楽しいんだろうタイよ。麺料理を食べたり、ココナッツまん(肉まん風の食べ物)を食べたり、ハチミツを購入したり、チャスはサンダルを買っていた。現地調達最高。

道中の屋台で購入。濃くて美味い。

金曜朝市にて。

ココナッツパンケーキなど焼き菓子も色々な種類がある。金曜朝市にて。

金曜朝市の広場から北に向かって歩き、出くわしたお寺を見て回りながら、薬局などに寄りつつ、地下1階地上3階の大きな建物にお店が並んでいるワローロット市場へ

市場1階にあるカフェで買った飲み物を飲みつつ、すぐ横の階段を降り、建物の地下に行ってみるとローカルなご飯屋さんを発見。やったぜ。カレーが何種類かあるスープご飯屋さんという感じだったので、どの味にしようか悩んでいると、味見をどうぞとおばちゃまがスプーンを用意してくれた。ジェーがグリーンカレー、チャスがパネーンカレー(ココナッツミルクを使った比較的辛くないカレー)を味見する。美味しいなあと思っていると他の味も試してみなよという雰囲気。「あ、じゃあこれも味見します」というジェスチャーをすると、味見をしたそのスプーンを大鍋につっこんで味見をくれた……( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )おおう……いや、もうね、タイの衛生のゆるさはね、すでに体験してるからね、知ってるの、知ってたけどね、さすがにね、完璧なダメ度でさっ、薄っすらにやにやしてしまうジェーとチャス。別の味を試して、どの味も美味いんよな、となるが、結局ジェーはグリーンカレー、チャスはパネーンカレーを頼む。テーブルにはトッピングとして自由に使っていいものと、食べた分追加料金がかかるよというものが置かれていた。無料トッピングをちょっとずつ試す感じで使っていただく(ちょっとでめっちゃ辛かったりするのでビビる)。辛いけど香草系が効いたグリーンカレーがやっぱり好きだなと思うジェー。

薬局の通路…狭い(笑)

ワローロット市場。

ワローロット市場一階の中央にあるカフェ。1杯30バーツ(120円)なので気軽に飲み物を購入できて楽しい。日本だったら4倍の価格はしそう。

美味しかった。「グリーンカレー好きだわ〜」byジェー

カレーを堪能したあとも周りのお店をたくさん見て、モン族市場でチャスが可愛いストラップを買ったり。フラワーマーケットを抜けて、ホンダのバイクカフェでまったりする。毎日毎日結構歩いているので休憩はなんぼあったっていい。

モン族市場。可愛い…。

街を歩いていると急に現れるド派手。

ホンダのバイクカフェにて。

さて、この後はどこに行こうかと、カフェにいる間にブログ情報を探った結果、かなりローカルな市場として紹介されているワットトンカイマーケットに行くことに。いやもうすでにめちゃめちゃローカルな場所を練り歩いているわけですが、ローカルが最高すぎて求めちゃうよね。

ワットトンカイマーケットはチェンマイ旧市街から11km程南西の場所にある。今、私たちはチェンマイ旧市街より東にいる。ふむ、行き方を一応調べたが…まあ、なんとかなるやろと行動し出す二人。固定ルートで走るバス的役割の黄色ソンテウに乗って行くことになり、南門の乗り場へ赤色ソンテウで移動した。「ワットトンカイマーケットに行きたいのですが、このソンテウはその方面に行きますか?」と尋ねるが、運転手さんが英語ができなくて意思疎通がやや難しい感じにこちらもタイ語が全くできなくて本当に申し訳ない。しかしここで救いの女神、英語ができるタイの少女が現れる。というか乗客として乗っていらっしゃって、「これに乗っていけばいいですよ。私も同じ方面に行きますから一緒に行きましょう」と助けてくれた。ありがたや。そして地図アプリで方向があっていることを確かめながら108号線をしばらく南下していくと、「ここが降りるところです」と女神。あ、はーい。降りるけどここで降りるんかと建物少なめの開けた道路風景にちょっと不安になる。女神は「この道を行けば良いよ」と私たちに最後の助言を告げた後、道の脇でスタンバイしていたお母様のバイクの後ろに乗り込み、去っていく。かっけえ。

そして永遠に続くかのようなまっすぐの道を歩き始めるチャスとジェー。途中でソンテウが来たら乗ろう、と後ろをチラチラ見ながら歩く。……歩く……歩く…………一生来ない赤色ソンテウ、一生歩き倒す私たち。

結局まっすぐ2.6kmを歩く。

マックス徒歩マッドマックス・魔のワットトンカイマーケットロード。マッドマッスグ。

先が見えない…恐ろしい真っ直ぐロード。

徒歩で行ったったわ。なかなかの距離よ。そんな予定じゃなかった。でもまあいいんだ、無事着いた。着いたよ、MAXローカルマーケット。ワットトンカイというお寺の敷地で行われている市場で、音楽機材を積んだトラックからめっちゃジェー好みの音楽が流れていてめっちゃウキウキした。ここでも色々買って食べて歩いて買って歩いて食べて満喫しまくった。

ワットトンカイマーケットにて。

マーケットによって売っているものが異なるので、また今度見つけたら食べようと思ってスルーすると意外と一生出会えなかったりする。なので気になったら買ってみるべし。

満喫しまくった結果

うん、 帰れなくなった。(笑)

ソンテウちょっと待ったら捕まるかなって思って道路っぱたでずっと待っていたけど一時間くらい待ってもははは

最悪またマックスロードをマックス徒歩という選択もいや、300バーツ(1200円)払えば旧市街に送って行ってあげるよという赤ソンテウはワットトンカイの駐車場にいたのですが、この国での300バーツは高すぎるそのお金で色んなもん食べれるという気持ちが強すぎて安く乗れるソンテウを探してしまった。しかし来ない。最終手段の"ヒッチハイク"が頭の中にチラつき始める私たち。と、ここでまさかの展開(?)、ずっと私たちの待ちぼうけを見ていた警備員or警官のおじ様が「どこに行きたいんだ?」と声をかけてくれる。「チェンマイシティです」と答えるとおじ様が道路に出て行き、車を止め出す。…ん???

三車線の車を全て止め、運転手にどの方向に行くか&あの子達を乗せてってあげてくれないか?と尋ね回るおじ様。権力行使しすぎてその絵面の強さにちょっと笑ってしまったが、とても申し訳なく、気まずさも半端なかった(笑)。間接的なヒッチハイクが発動し、そして乗せて行ってくれるお兄さんが現れる…ありがとうございます…

「本当にありがとうございます」と何度も伝えながら大型のバンに乗り込ませてもらう。助手席にはお兄さんのおばあ様が座っていらっしゃった。スマホの翻訳アプリを使ってしっかり会話をしてくれるお兄さん優しい。翻訳アプリを挟んで会話をしていくうちに、事情がわかる。おばあ様はこっちに遊びに来ていて、今日この後夜行バスで帰るので、バスステーションに送って行っているところだそうだ。なのでまずバスステーションに向かう。孫とおばあちゃん(多分そういう関係)の楽しい時間に割り入って本当に申し訳なかった。大型バスが待つバスステーションに着いてからも、お兄さんが「私たちはバスのチケットを買ってくるのでここで待っていてほしいのですが、時間は大丈夫ですか?」と丁寧に聞いてくれた。「全く急いでないので大丈夫です。お気遣い本当にありがとうございます」と私たちも平身低頭。バスはすでに乗客がしっかり乗っていたので割と出発時間ギリギリだったのでは急いでいるところにこんな訳わからん私たちを乗せてくれて

無事おばあ様がバスに乗り、お見送りをした。そしてお兄さんが改めて私たちを送ってくれる。後から分かったがお兄さんはベトナムの方だった。なので、タイの道はそこまで詳しくないだろうに地図アプリを駆使してホテルに送り届けてくれた。感謝しまくった。チャスが、この時持っていたはちみつ瓶を感謝の気持ちとしてお渡ししようとしたが「私はベジタリアンヴィーガン)だから」と笑顔で断られた。その後、無粋だがお金を受け取ってほしいと差し出しつつ伝えたが、「私の信じる宗教では、たとえ困難なことでも、人に無償で優しくすることを説いているので私はなにも受け取りません」と、どんなものでも受け取ることはしないという意思を笑顔で伝えられた。

感謝の言葉を本気で伝えまくり、さよならをした私たち。ホテルに帰り、荷物を取り、次のホテル(チェンマイ オーキッドホテル)へソンテウで移動する。着くと、駐車場と広いロータリーがあるなかなか大きめのホテルだった。オーキッドホテルの受付でチェックインをし(す んなり手続きがいかずちょっとだけ時間がかかった)、部屋のベットに飛び込む。マックス徒歩の疲れがくる。あったかい紅茶を淹れながら、ワットトンカイマーケットでいくつか買った、笹に包まれた不思議な味の餅(?)を食べる。美味しいものはもちろん嬉しいけど、独特な味を体験すると異国を感じられてめっちゃ楽しいなと思うジェーでした。

笹に包まれている食べ物が多く売っているが、特に中身がなんなのか尋ねずとりあえず買って食べてみようのトライ精神で楽しむ。右:タピオカかなと思ったら黒豆でめっちゃ甘い。

今日は歩かず楽して移動していこうねって話していたのに結局めちゃくちゃ歩いてしまった4日目、修行っぽくなってきた。次回は愛らしいゾウさんたちが登場!

 

part.5【タイ旅行3日目 2022.11/10 (木)】〜タイ・チェンマイ、ワットプラタート・ドーイステープなどお寺巡り〜

タイ料理…美味しすぎる…。

お祭りを二日間存分に楽しんだ私たち、さて今後の予定を考えよう。今日はお寺メインで観光、明日は金曜朝市などに行くことが決まっているが、土曜と日曜の午前中がまだ空白のままだ。ツアーに参加することに興味がないジェーと、ツアーは楽やぞと説得するチャス。というかチャスがプランナーをしてくれているので、ツアーに参加するのがお手軽でチャスの負担が軽減されるわけだ。なのにどうかなーどうしようかなーと濁す私。まじすみません。ゾウとの触れ合いツアーとタイ料理(調理体験)ツアーに参加するか悩んだ末、タイ料理ツアーには参加することに決め、ゾウとの触れ合いは個人的に計画して行くかーとなった。チャス様ありがとうございます。午前中、さっそくツアー会社に赴き、旅行6日目である11/13(日)の午前中実施のタイ料理ツアーに申し込み、支払いをした。(ツアーは定員があるので早めに申し込むべし。)

では、朝ごはんを食べに行こうではないか。ブログ情報などでとても美味しいと評判のお店、

ココナッツシェルタイフード」に行くことに。

いや~~~、ここのトムヤムクンがめっちゃくちゃ美味しかった!!!

トムヤムクンパッタイ、マンゴーシャーベットジュース、パパイアシャーベットジュースを頼んだが、最高の美味しさ…コスパ最強すぎる。人生で一番美味しいトムヤムクンだったわ日本でも食べたいよこの味……うううっ。

(ちなみにですが、タイは日本と比べたら衛生面が遥かにゆるいので、そういうのが気になる方はローカルなお店はつらいかも…。)

めちゃ美味しいタイ料理を食べ、再び元気に歩き始める二人。ゆっくりお寺を見て回ろうかね。 タイ初日から遠くに見えていた、ディ◯ニーランドのロスト◯バーデルタを彷彿とさせる遺跡のようなものがずっと気になっていて、我々はそこに調査に向かったのだった。ワット・チェディ・ルアン…でっかい遺跡だと思っていたものが、対面してみたら意外と小さめの仏塔で驚いた。なので遠くに見えていると思ったのも実はそんなに遠くではなかったというね。ゾウの像が装飾されていて素敵だった。

金箔をぺたぺたできる。

象の像だ!

かわゆっ。

こんなヒモ持つ係にされることある?

ワット・チェディ・ルアン、見応えあって楽しかった〜!

さてさて、続いてドーイステープに行こうではないか。ワットプラタート・ドーイステープはチェンマイ旧市街を西に抜けた先の、ステープ山頂にある。色んな行き方があるようだが、旧市街の北門・チャーン・プアク門からチャーターバス(ソンテウ)が出ているので私たちはそれに乗ることに。10人集まったら出発という主流の交通手段なはずだが、14時というちょっと遅い時間のせいで全く人が集まらない待っているのは私たち含めて3人(おやチェンマイ空港を思い出すなあ)。私たちより先に待っていたオーストラリア人の方と、いつから待っているのかとか日の入りまでには着いて夕日を撮影したいんだがとか井戸端会議をしながらしばらく待って…しばーらく待ってもう諦めようかと何度も思い、もうもう諦めようかと決めた時、急に違う場所からソンテウでチャーターされてきた6人ほどの観光客が勢いよく現れ、最終的に11人でワットプラタート・ドーイステープに向かいことに。もはや1人多いやん。本当に諦めようとしてたのでこんなことあるんかいと笑った。チャーター会社(運転手)のおっちゃんに行き帰りで1人120バーツと言われたが乗り合わせたみんなで結託し、帰りは各々好きな時間に帰るから行きの値段だけ払うわ、と交渉し60バーツのみを支払う。おっちゃんはちょっと渋い顔をしていたが私たち側はナーイスと盛り上がる。

階段の装飾がもうすごい。

The名所。とても華やかで見応えのあるワットプラタート・ドーイステープ。黄金の仏塔に辿り着く前から素敵な装飾に目を奪われたが、寺院内はもう情報が過多過多の過多で悟りを開きそうになった。(なにいってんだこいつ)

立派すぎてどう撮ってもカレンダー用の写真みたいになってしまう。

「情報量半端ないって〜」が口癖になるほど細かいところまで凝っている…。

面白い…。

市街地が一望できる。柱の装飾も素敵。

しっかりがっつり拝観したあと、戻りのソンテウに乗ってターペー門(東門)へ。19:30。3日目なのに最終日くらいの足の疲労感だったのでまた足マッサージをしていただいた。今回はお店の中でゆったり座って1時間、200バーツ(800)。幸せの国だわ。

軽くなった足で夕飯探し開始。お客さんで賑わっている屋台でロティを夕飯前のおやつとして買い食いしたり、洋服(バナナ柄の可愛い激軽ズボン)を買ったりした後、屋台が集まるいい感じの広場に出くわしパッタイなどを食べる。本当にどこのお店も美味しくて食い道楽しているだけでハッピー。食べ終えてソンテウでホテルへ帰る。この時の運転手さんが英語ペラペラでとても良い人で、更には「日本で働いていたんだ」と教えてくれた。ちょこっとだけだけど楽しい会話をしてバイバイ。いや〜3日目も歩いたな〜、マッサージのおかげで歩けちゃうよね〜と語りながら寝支度をし、就寝。 

お店によってもちもち系だったりカリカリ系だったりするロティ。これはもちもち系、うんま〜。

屋台を見つけるとワクワクする。パッタイなんてナンボ食べたっていいですからね。フルーツジュースはがっつりシロップが入っているものも多いので、ジェーはぐびぐび美味しく飲めましたが「血糖値がパーンってなって…つらい…」とチャスのように体質的に苦手な人もいるかも。

 

黄金が目にしみたぜ〜。次回、ローカル市場から帰れなくなった私たち……どうしよう…?

 

 

part.4【タイ旅行2日目 2022.11/9 (水)】〜タイ・チェンマイ、ロイクラトン・コムローイ祭り2日目〜

お祭り2日目、ツアーに参加した私たちに予想外の出来事が…!

初日から歩きまくって足パンパン24時間満喫しまくった私たち、2日目の朝も元気に起床。そしてすぐに歩き出す。昨日と同じ方向(東)に向かうが、今日はホテル(99 The Gallery Hotel)目の前のIntrawarorot Rdを行く

ツアー情報を軽くチェックしながらゆっくり街を歩き、チェンマイ駅に向かう。14日にバンコクへ移動するのでその寝台列車の切符を買いに行くのだ。数分歩いたところで大衆食堂ゾーンに突入。昨日歩いた、観光客向けの店舗が多いRachadamnon Rdにはない、大きな間口のご飯屋さんだ。道が一本違うだけでお店の系統が全然変わるなあという印象。さて、どのお店も美味しそう・食べてみたいが発生しまくるが泣く泣く1店舗に絞って朝食を注文する。いや~、美味しいんだわ。 

茹で鷄・揚げ鶏のハーフハーフ、ご飯、野菜ピクルス、豚串+甘いゴマだれ。

朝食を食べ終わり再び歩き始める。そしてすぐに屋台で焼きバナナなどを買う私たち。食い道楽万歳。そしてあちらこちらにあるお寺を見ながら歩く。装飾が派手で可愛いためそれだけで楽しくて、ウキウキしながら少し歩いたところで三王記念像の広場に。全くタイの歴史を知らずに来ているなあと少し反省する。お祭りの期間のため特別な祭事品が設置されているようだった。この三王記念像の広場は私たちのホテルとの立地関係上、何度も出くわしご挨拶(遭遇)しまくることとなる。

このエリアでの禁止事項が書いてある警告板。

三王記念像のある広場。

三王様へファーストご挨拶を決め、北に一本道を移しRatvithi Rdを歩く。観光用商業地のような綺麗な建物の並びの道を歩いているとマンゴースティッキーライスのお店に辿り着いた。このお店のマンゴースティッキーライスが一番美味しかった。マジで最高。食べながら、街路樹を忙しく走り回るリスを眺め、その木の上の方にはめっさごっつい蜂の巣があり。楽しすぎ。   

マンゴースティッキーライス。マンゴーとココナッツミルクともち米って…なんじゃ?と思う日本人は多い気がするし私もその1人だったが、(慣れると)美味しいんだわこれが。

街を散策しながら旧市街・北東角のシープーミ堡塁に到着。そこから更に東に進み、ムアンマイ市場辺りを見て回り、南へ下り、急に出てくる市場に飛び込み散策しつつ、チェンマイ駅へ。寝台列車の切符は、14日の夕方過ぎ出発を予定していたが「その時間帯はないです」と言われ、結局15:30出発・05:25バンコク到着となった。まあ席が予約できれば万事無問題さ………05:25着ね…おっけ…無事、寝台列車の切符を購入したので、ホテル方面に帰りながらまたゆっくり散策。今日この後の予定は、ワットプラシン集合・16:3017:00出発でLanna Lantern Festivalというお祭りのツアーに参加するのみだ。 

シープーミ堡塁。

ココナッツ。飲み終わった後、中身をくり抜いてくれた。

市場を巡る。それだけでめちゃめちゃ楽しい。

右手にずっとココナッツを持ち続けるチャス。市場の人たちも訝しげなまなざし(笑)

サンパーコーイ市場やその周辺でおいしいココナッツパンケーキや揚げバナナに出会ったり、電柱・電線のワイルドさに笑いながら、2日目の昼過ぎになってようやくお寺をゆっくり見始める。

美味しい〜!

電線すごいのよ。

派手で華やかで可愛いが溢れる。

ホテルに一旦帰り、カメラなどを持ってツアー集合場所のワットプラシンへ。ワットプラシンの入り口でなんとなくツアーのポスターを持ったスタッフのような人が見えた気がしたが、とりあえず敷地内に入ってみる。中を少し見て歩いて……、やっぱり敷地内集合というわけではなさそうだ。入り口付近にいるスタッフっぽい人に尋ねようと戻ったところ、先にいた観光客の方々が同じツアーの話をしていて、スタッフの方が「こちらです~」とバスに誘導するところだったのでその流れに自然に合流し、バスへ。大型バスが5台はあったと思う。1台50人くらいだったのでざっくり250人のツアーだ。バスの席に座ったあとでチケット(領収証)確認をし、参加者マークのシールをもらって体にペトッ。

ツアーのチラシ。

アーバス移動中、夕暮れ。

ほぼ時間通りにバスが出発。…予想外の出来事が起きたのは、バスが一時間程走った頃である。お祭り会場とは程遠い殺風景な場所で急に降ろされた。ドーイサケート警察署前に突然降ろされた250人全員が「( ゚д゚)!???」となる。同行していたツアースタッフさんに質問が飛ぶ。結局大型バスだと会場に入れないのでここからはソンテウなどを使って会場に移動する、ということだった。…事前に説明くれてよくないか?どうなるこっちゃと思ったで。このあと連携もなくバラバラと来るソンテウには順番ではなく気合で乗り込む方式だったので、心が優しい人ほど会場入りが遅くなったであろう。雑だな~対応。さて、若干の気合いを使ってなんとか無事会場に到着。ツアー参加者でごたごたしている中、ランタン2つ・クラトン1つ・お弁当・水を受け取り、とりあえずお弁当を食べる場所をテキトーに見つけて座る。爆竹をやっている人が多くて心休まる感じではなかったが、まあお祭りの日なのでしゃーない。19時、ランタンはもう夜空を飛んでいた。それを眺めながらお弁当を食べた。

よーし、私たちもランタンを飛ばす場所に移動しよう。ランタンは火をつけてしばらく中に空気を溜めてから空に上げるのだが、空気を溜めすぎると速いスピードで上昇してしまうので、ゆっくり上がるのを見たい場合は上がるか上がらないかの塩梅を感覚的に掴んでやるしかない。3つ上げ終わった私たちも、最後のランタンをそのギリギリのゆっくり上昇を狙った結果、ランタンがめちゃめちゃ横風に押し流され、このままだと木に引っかかってしまうルートを飛び出した。その風に流され低空飛行しているランタンを、ジェーが走って追いかけ、なんとかキャッチ。駆けている途中、私の足元に小型犬が走り込んできて焦った(笑)けどジャンピング回避できた、ふー。外国人観光客の方に動画撮影を頼んでいたので、そのシーンをばっちり撮影され、「いっちゃん面白い映像が撮れたよ」と笑われた。私たち自身も面白思い出になったし、途中で降ろされたバスも含めてハプニングを楽しめた。総じて日本では体験できないことだな、と思った。

最後のランタンを空に上げ、同じ会場内のすぐ近くの水辺で灯籠を流した。ここの会場ではランタンを一斉には上げず、みんな各々のタイミングで上げていたので壮大なコムローイ写真は撮れなかったが、とても楽しい体験ができた。

空に昇っていくランタン。コムローイ祭り。

灯籠が流れていく。ロイクラトン祭り。

帰り、チャスとジェーは入場した場所がどこだったかわからなくなり、一旦違うソンテウチェンマイまで行こうとしたりしてやばかったが、ツアーに全く関係ない駐車場の警備員の方に聞いたりしてなんとか集合場所に辿り着き安堵。そこから再びソンテウ、そして大型バスでワットプラシンまで帰ってきた。そして歩いて3分、我らのホテルへ。めちゃ近い帰路、ありがたや。

二日間のお祭りを楽しんだチャスとジェー。まだまだタイ旅行は続くが、さて3日目はなにをするのか……え?ジェーに「人生で一番美味しかった」と言わしめるあの料理が登場だって…?

 

▼以下、おまけ写真。

歩道と車道の間にバイク専用レーン(?)があった。ナコンピン橋。

ラウンドアバウトを発見するとウキウキしだすジェー、による撮影。

気になったらトライせよ、の美食旅。



part.3【タイ旅行1日目 2022.11/8 (火)】〜タイ・チェンマイ、ロイクラトン・コムローイ祭り1日目〜

 やっと始まったチェンマイ観光、そしてお祭りだ〜!

さてさて、コムローイ祭り・ロイクラトン祭りの情報をGETしホテルを出たチャスとジェー。時刻は16:00。やや蒸し暑かったが良い天気だ。歩き出してすぐ、ツアー会社が貼り出している情報を見て回る。お祭りは二日間あり、私たちの計画としては、1日目はチェンマイ市内でお祭りや屋台を堪能し、2日目はツアーに参加しどこかの会場でランタンを上げよう(さすがに高額ツアーは我々の候補にはない)、というものである。いくつかの中から一番良さげなツアーに決め、店内で担当してくれた方とお祭りについて喋りながら手続き・支払いをする。一人ランタン2つ・クラトン1つ・お弁当・水・送迎付きで1590バーツ(約6400円)。いいね〜。

 別日の他のツアーのことはまた後で考えることにして、さあさあ本格的に街に繰り出す。すぐに華やかな装飾のお寺が目に入る。タイの街、いいなあ…と思っていると、路上に敷かれたビニールシートに人々が座って灯籠(クラトン)を手作りしている場所を発見。50バーツ…200円、やっす。ということでクラトン作りに参加。基本的な工程の説明を受け、土台となるバナナの茎に、バナナの葉やランの花などを針金で刺し止めて自分オリジナルの灯籠を小一時間ほどで作成。(川に流すのに針金とか使うのか~と作りながら引け目を感じていたが、後で調べたところ、収集スタッフの方々が流したすべてのクラトンを回収してくださっているそうだ。よかった。)

手作りクラトンは観光客に大人気。チェンマイ市警察署前。

 手作りのクラトンを持って、チェンマイ旧市街の東門・ターペー門へ向かうと、お祭り(パレード)を心待ちにしているたくさんの人々が。そして私たちが屋台で買い食いしつつ観覧場所を求め歩いていると、パレードのダンサーや楽器隊・フラッグダンスの子どもたち、山車(フロート)がターペー通りに並び出した。そしてアナウンスがかかり、パレードが始まる。賑やかな演奏とともに、可愛い衣装を着た方々が踊り、山車を引き連れてターペー通りを東に進む。ピン川にかかるナワラット橋の手前を北方面に曲がり、その先にあるチェンマイ市役所がこのパレードのゴールだ。

城壁に囲まれているチェンマイ旧市街。その東に位置するターペー門。

美味しそうな食べ物を売る屋台ばかり。食い道楽不可避では?

お祭りで賑わう、ターペー門周辺。

山車や踊りを見て楽しみつつ、それに負けないほどの華やかなお寺や建物に驚く。ターペー通り。

ターペー通りの横道。これは練り歩くしかない。

横道に逸れたりしつつも、少し早足でパレードを追いかけ、先頭の方もばっちり見て満足した私たちは、北に向かうパレードとは別れ、ナワラット橋を渡る東方向へ進む。ナワラット橋ではランタンを上げている人がぽつぽつといて、手持ち打ち上げ花火が頻繁に打ち上がっていた。(ランタンは上げていい場所が決まっていて、街の中にはコムローイ禁止の警告板が立っていた。勿論クラトンも流していい場所・川が決まっているが、観光客にとっては禁止されている場所を探し出す方が難しい気がする。)

今日はコムローイ祭りを見学するだけの私たちだったが、天に上がっていくランタンを眺めているだけで楽しかった。時々上げるのに失敗して川へ不時着してしまうものもあり、歓声以外にも色々な声が上がっていた。道路沿いにも川沿いにも屋台がたくさん出ており、ピン川には多くの灯籠が流れていた。ロイクラトンは、川辺から自分の手で灯籠を流したり、灯籠が川岸に引っかからないように棒などを使って川の中央方向にできる限り寄せて流してくれる方に手渡す方法などがある。私たちは穴場であろう趣のある足場を見つけ、自分たちの手で灯籠に火をつけ、ピン川に流した。

ナワラット橋にて。ここでランタンを上げると大勢の観光客に写真を撮られるわけだ…。

ランタンの中に空気が充分に溜まっていないと昇っていかない。しかし逆に、空気を溜めすぎると上昇スピードが速くなりあっという間に空の彼方へ飛び去ってしまう。

コムローイ祭り初日、ツアーに参加せずとも充分楽しめた。

派手なロイクラトンスポット。

このような場所ではクラトンが川岸に引っかからないように流してくれるが、自分の手で放流はできなさそう…。

ピン川沿いにもたくさんの屋台が並んでおり、色とりどりの可愛いクラトンが売られていた。

灯籠に火を灯すジェー。ピン川。

来た道を戻り、ナワラット橋を西に渡ったところに屋台が集まっている広場を発見。そこで食べ物や飲み物を購入…安い。そしてうまい!他の屋台も見ながら陽気な街の中を歩いてホテルへ戻っている道中で、チャスがウエストポーチを現地調達した後、路上マッサージをしているエリアに出くわす。24時間起きっぱ+飛行機により浮腫み半端ない+そして歩き倒した私たちの旅1日目総歩行距離約20km = マッサージを懇願する我らの足…。というわけで足マッサージをしてもらった。日本ではマッサージなんて受けたことがない&やりたいと思ったこともないジェーだが、タイのように路上でフラッと気楽に受けられるマッサージはいいなあと思った。足は疲労が溜まっていたのでなかなかの痛さだったが、やってもらったあとの足の軽さに驚いた。これは逆にあかんぞ無限に歩けちまうと、恐怖したくらいだ。軽い足取りでぐんぐん歩き、ホテルへ到着。明日のことを話しながら寝支度をし、即寝落ち就寝。そういえばこの夜は満月に加えて月食も起こっていて、いい思い出になった。

ココナッツミルクと砂糖を混ぜた生地を焼いたお菓子、カノムクロック。ココナッツ系の食べ物が好きなチャスにはもってこいの食べ物。

自分で味付けをするタイプの屋台。

屋台で食べ物を購入する際、辛いソースをかけてもいいか店員さんが親切に聞いてくれる場合もあるが、辛いのが苦手な人はこちらから先に「辛くはしないで」と伝えた方が良いと思われる。ソースがちょっとかかっているだけでも激辛なので。

そのちょこっとかかった激辛ソースに苦しむチャス。

食べ物も飲み物も手頃なお値段なので、気になったものを気軽に購入できる。最高。

 

 

……いや1日目長すぎるわ。初日24時間活動するってどんな過酷旅?

 

写真もなにも見ず感覚のみでタイ旅行を振り返った時の私たち「ウエストポーチ現地調達したのってタイにめっちゃ慣れた頃だったよね」「そうだね…3日目くらいだっけ?」うん、初日だったね(^ ^) 次回、チェンマイ2日目!

 

 

 

part.2【タイ旅行1日目 2022.11/8 (火)】〜タイ・チェンマイ〜

お待たせしました…

ようやくタイ(チェンマイ国際空港)に到着前置き長すぎ

さて、チェンマイ市内のホテルにどのように移動しようか。タクシーは贅沢だと思っているため基本的に選択肢にはなく、市内に向かうシャトルバス(140バーツ。1バーツはこの当時約4円なので40バーツは約160円)にしようか、とタクシー運転手たちが取り仕切る乗り場案内で聞いてみると、「乗客が10人になったら出発する」とのこと。ふうむまあ待つか…………( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )………

一向に集まる気配なし。

永遠に二人やんけ。やめだ、日が暮れちまう。15分で痺れを切らした私たちは「やっぱやめるわ」とおっちゃんたちに伝え、とりあえず空港の外すぐのロータリーへ向かう。すると丁度お客さんを降ろしているソンテウを発見。

乗り物メモソンテウは乗り合い小型トラックのことで、料金的にも乗降の点を見ても(特にチェンマイ観光では)最も便利な移動手段である。しかし情勢の変化によりソンテウの運賃が上がっていたようなので、タクシー料金との差が縮まっていたことを考えると街中ではタクシーをもっと気軽に利用してもよかったなと後から思った。トゥクトゥクは観光客向けの乗り物なので料金お高め。ソンテウ・タクシー・トゥクトゥクでのチップは特に必要なし。)

ソンテウ、後方の景色。開放感がある乗り物ってやっぱりいいよねと思うジェーであった。

チャスがすかさずそのソンテウの運転手さんに声をかける。「チェンマイ旧市街のこのホテルまでなのですが、いくらで行けますか?」「そこだったら…2人で85バーツだね。」 はい、決定。ナイスタイミン グ、ナイスプライスサザエさんのエンディングばりに勢いよく乗り込むと、おや、助手席にゲームをしている男の子がいる。後々このような光景を頻繁に目にして分かったが、タイでは職場に子どもを連れて行くことがよくあるのだ。日本では遭遇しない状況だったのでジェーは驚いたが、日本での当たり前は他国の当たり前ではないのだ、とこの時少し身を引き締めた。(かっこつけた言い方をしているが、ジェーは世間知らずの無知無知人間ってわけ。)

ホテルまでの無問題(気楽)な移動をし始め、軽い飛行機恐怖症兼心配性のジェーはここでやっと一息つけた。いや、ここまで色んなやり取りや情報収集をしてくれたチャスはもっと胸を撫で下ろしたことであろう。頼りきりですみませんが、この旅でもどの旅でもジェーはめちゃくちゃチャスに頼りまくっています。本当に感謝しかない。愛しかない(この書き方だとチャスからジェーへの愛じゃねえか…)。

途中で女の子2人が乗車したが勿論なにも問題はなく、スムーズにホテル(99 The Gallery Hotel)の目の前に到着。運転手さんに100バーツを渡すとお釣りがないようで、小銭を探しまくっていたがとうとう見つからず、私たちもチップとしてお釣りを拒めば良いのに辛抱強く待ってしまい、結局運転手さんが近くのお店(?)で両替をして15バーツを渡してくれた。他のゆるい国では「お釣りは諦めてくれ」と言われ持ち去っていかれたことがある気がするが、なんてしっかりしている国なんだ、タイ。日本っぽい律儀さを感じる。

チェンマイ旧市街ではいたるところで華やかさを感じる。

ホテルに入り、感じの良い丁寧な受付の方とやり取りをしチェックインを済ませ、部屋へ。内装や家具、空調等の設備も全てとても良い感じだ。ランドリールームの他にも、ホテルの中庭には宿泊客が使える小さいプールが付いていて、フィットネスルームもあった。ホテルでゆっくり過ごすタイプの人はこういうサービスを利用するのかなと思うが、私たちは「宿は寝に帰る場所」タイプなので一切使わないのが暗黙の了解。お互い少し体を休めつつも、さあさあ街に繰り出すぞ、と荷物を観光用に拵(しつら)える。20分後には部屋を出発し、チャスから「受付の人に冷蔵庫内のペットボトルの水は無料なのか、あと市内のマップをもらえるか聞い てもろて」と再び課題をいただくジェー。またもやタジタジイングリッシュを披露し、受付の方を困らせながらも聞き出すことにギリ成功。そして市内の観光地図をいただき、お祭りの情報を教えていただいた。

そう、今日はお祭りなのであるお祭りの話が出てくるまで長かったな、と思った方すみません。ここから実際にお祭りに参加する話まで三千里あります…。

灯籠を川に流すイクラトン祭りと、『塔の上のラプンツェル』で有名になったランタン(天燈)を上げるコムローイ祭りは同日に開催され、11月の川の水位がもっとも上がる日、つまり満月の日に(二日間)行われる。なので11月の何日に開催されるかは毎年要確認である。

イクラトン祭りは灯籠(=クラトン)を川に流す(=ロイ)という古くから続く風習がお祭りとなったもので、バナナの茎や葉などで作った灯籠を川に流し、川の女神プラ・メー・コンカーへ感謝し、祈りを捧げるものだ。チェンマイではイーペン祭り(タイ北部の言葉でイー=2、ペン=月、「陰暦の2月の満月」の意)と呼ばれている。

光(=コム)が浮く(=ローイ)という意味のコムローイ祭りは、元々ロイクラトンとは別の時期に行われていた全く別の行事である。チェンマイのサンサーイという地域の、ランタンを空に上げ天のブッダに感謝の気持ちを捧げるサンサーイ祭りが起源だそうだ。

そのサンサーイ祭りの宗教色を強く残したものがイーペン・サンサーイ祭り(ランナー黄衣奉納儀式とコムローイの式典)であり、チェンマイ郊外メージョー大学で行われているようだ(情報が不正確だったらすみません)。この会場での外国人向け有料ツアー名は「イーペン・ランナー・インターナショナル」といい、値段は5800バーツ……約23,200円…

余裕で2万円越え。たけーーー。しかしランタンを大人数で一斉に上げるので、めちゃ映え写真が撮れる模様。

ネットで見てみるとロイクラトン祭り、イーペン祭り、イーペン・サンサーイ祭り、コムローイ祭りの説明がごっちゃになって書かれていることがありややこしや~。私のこの記事もタイの方々からしたら間違いだらけだろうし、詳しく正しい説明があまりないのでネットでの正確な情報収集は難しい。さすがにロイクラトン祭りというタイトルでランタンを上げている写真が表示されている記事を見ると「ちょ待てよそれはコムローイ祭りでは?」と頭が混乱したが、まあしかし実際呼び方が色々あり、同じ期間に同じエリアでランタンを上げ、灯籠を川に流し、天のブッタと川の女神に感謝を捧げる今や二つでワンセットのお祭りになっているので仕方がないような気もする。

チェンマイ旧市街を歩く。しっかり暑いが、日陰は涼しく快適。

公衆電話の色味が可愛い。落書きのせいで治安は良くなさそうだが…。

 

今回ここで終わりかよ…。

次回やっとお祭り参加話です。チェンマイに着いてまだなにもしていないのにこの文章量…ごめんなさいごめんなさい…。

part.1【タイ旅行1日目 2022.11/8 (火)】(11/7含む) 〜マレーシア・クアラルンプール国際空港とその周辺〜

タイ旅行1日目というタイトルなのにマレーシア・クアラルンプールの話で終わりますのでお覚悟を…。

2022117日月曜日、チャスとジェーは23:50発のフライトで羽田から飛び、経由地のマレーシア・クアラルンプール国際空港に到着。

実は羽田でトラブルがあったが無事に搭乗できたので省略しようと思ったが、チャスにここを詳しく書いてよと言われたので書き起こすと羽田空港に着きチェックインカウンターへ向かった私たち。男性スタッフさんにオンラインチェックイン画面を見せたが、お互いあやふやな会話の末、結局チケットを発券されずにチェックインカウンターを通り抜け、そのあとのゲートもその画面で通過できたので安心していたが、最終ゲート(飛行機に乗る直前のところ)で通れないことが判明。搭乗のために並んでいた時にもチケットの確認のため女性スタッフさん達が見回っていたが、その時もたまたま私たちのところだけ同じ男性スタッフさんが確認しため、完全に確認漏れそして搭乗口足止め問題が発生。「チェックインカウンター通られました???」と強めに何度も聞かれたが「通っています」と答えるしかなく、従業員の方々がパソコン作業を必死にやり始め、かなり緊迫した空気に。この緊迫状態の時に、ジェーは窓口で受け答えさせられているのにチャスはゲートを通った中でこっそり静かに待機していて、なんだこの分断と思いつつ暫く待ち、従業員の方々がなんとか発券してくださって搭乗。以上。

さてさて、クアラルンプール空港に話を戻す。次のフライトまで時間があるので出国ゲートをくぐり、まずは空港内のお店でご飯をすることに。(エアアジア機内食が有料で、そういうのを頼んで食べるという贅沢な選択肢は基本的に私たちにはない。)

White Curry Mee Special(上)とPrawn Mee (下)。Meeは「麺」、Prawn Meeは「海老の麺」という意味、苦手な人は食べれないくらいの辛さだった。

1リンギットが約30円なので一品700円くらい。まあ空港内だし割高ではあると思うが、日本と物価の感覚は変わらないなと思った。しかし、ご飯が机にある間中、5匹ほどのハエが私たちをずっとマークしていて追い払いながら食べた。衛生管理がゆるい穏やかな国に移動しつつあるなとは感じた。

 ご飯を食べ終わり、観光がてらショッピングモールにでも行くことに。空港・三井アウトレットパーク間の無料送迎シャトルバスがあるらしいということでバス乗り場を探すことに。ジェーはここでチャスに「じゃあこの場は頼んだ」(英語でやりとりして聞いてこいお前、の意)と言われる。たじたじになりながらボロボロの英語でインフォメーションの方に尋ね、バス乗り場でもどのバスに乗ればいいかを聞き、なんとか場所を割り出した。しかしここは日本ではないのだ、時間表通りにバスは来ない。しばらくバスを待っていたが、ゆっくり観光をしている時間はなくなり「空港に戻ろうか」と話していると、そのタイミングでバスが来る。来たら、乗っちゃう。それが私たちである。結局着いてもショッピングモール内を散

策する時間の余裕は一切なく、バスに停滞し、そのまま空港へとんぼ返りを決めた。しかし移動中にクアラルンプールの景色を30分だが堪能できて楽しかった。クアラルンプール空港に着陸する前に飛行機の窓から外を見ていたら、ジャングル系の木が滑走路の直前まで植わりま くっていたのを確認していたので、その木がショッピングモール・空港周りの広大な大地にもびっしり生えているのを近くで見れてジェーはウキウキしてしまった。

三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン。残念ながら見て回る時間がなく今回は断念。

この種類の木が大量に植わっている。

空港に戻ってからはササっと色んなゲートを通り抜け(タイには何泊するの?と審査官に尋ねられ、こういう質問に答えるのすっごい久しぶりだなと思った)、いざタイ・チェンマイへ。やっとかいチェンマイに着くまで長くない?と2人で話していた。振り返りのここまでの文章も長いね。

次回、やっとタイに到着します。